
チェロのシフティング:1の指で第1から第4ポジションへ
チェロD弦で1の指は第1ポジションのE3と第4ポジションのA3を弾けます。指番号は1のまま、手の位置が変わります。両到達点を別々に覚え、高い音を聴いてから書かれた休符中につなぎます。
先生と第1ポジションを確立し、楽な分弓ができ、ポジション移動への準備を先生が認めた人向けです。目標A3は開放A弦と同じ音高。練習経路はD弦に保ち、開放Aは別に到達確認に使います。
A3は既に開放弦で出せますが、ここでD弦の1で弾くと弓を同じ弦に置きながら手の移動を練習できます。シフティングは高音への到達や楽句の運指選択にも使います。これは1つの経路で、A3を常にD弦で押さえる規則ではありません。Cello Onlineの概説が広い用途を説明します。
1.1の指とポジションI・IVを分ける
まず指番号はどの指で弦を押さえるかを示し、ポジション表示は手の位置を示します。1は左人差し指、Iは第1、IVは第4ポジションです。高い到達点を弾く前に「1の指、第4ポジション」と言い、両指示を保ちます。

両音ともD弦の1です。IのE3、IVのA3。E3はヘ音譜表の第3間、A3は最上線です。
左から2音を読みます。各上の1は運指、ローマ数字はポジション。指は同じでもE3からA3へ上がります。第4ポジションは4の指を求めません。

指、手の位置、オクターブ音域は別の表示です。D弦の指示は不変です。
Cello Onlineのシフティング概説は手を指板の別位置へ動かすことと説明します。譜表でA3はE3より高いですが、チェロでは高い音へ手を指板の下方、駒と胴の方へ移し、スクロール側へ上げるのではありません。E3へ戻る時はスクロール側です。先生にこの移動を示してもらいます。手を旧位置に組んだままAへ届かせることと新ポジションを確立することは別課題です。
資料1つの指、2つのポジションは語彙をD弦の2基点、別のA基準、4小節経路に絞ります。図で到達点を名付けます。概略図は音高順を示すもので、測定で手の位置は決められません。

音高の2到達点であり、測った指板位置ではありません。両方を先生と確立します。
低い基点を指して「D弦、E3、1の指、I」、高い方を「D弦、A3、1の指、IV」と言います。不確かなら動きを加える前に名称を固めます。チェロを安全にケースに置いたままでも練習できます。
音名を隠し各到達点の指を問い、両方1と答えます。次は指番号を隠し位置をI、IVと答え、最後に音を見てE3、A3と言います。同じ組への違う問いを毎回扱います。
2.動く前にE3とA3を聴く
先生に両到達音を弾いてもらうか、資料の独立基準音を聴きます。先にE3、次にA3。再び聴く前に到達音を想像します。楽な音域でハミングしても、実際のチェロのオクターブは基準が決めます。

E3を聴き、休符中にA3を想像してから基準を聴きます。上昇は完全4度、半音5つです。
E–F–G–Aは両端を含む4音名で、E3からA3は上行の完全4度、半音5つです。音の違いを表し、インチの距離や腕の移動量ではありません。「音程を聴く」の資料は試聴例付きの方向・音程比較を提供します。
オクターブ番号は重要です。ピュージェットサウンド大学が説明する音域表記に従い中央ド=C4。A3は中央ドの下、A4はA3の1オクターブ上です。このヘ音記号例は実音通りです。「A」だけでは経路に必要な情報が欠けます。
ヘ音記号でE3は下から第3間、A3は最上線。弾く前に指します。ヘ音記号と大譜表の資料はF線と周囲の音名を説明します。ここではヘ音譜表の目印だけ必要で、全演奏例はヘ音記号のままです。
音と記譜位置を一緒に確認します。誰かに片方を指してもらい名付け、基準を聴きます。紙でA3と言えてもずっと高いAを想像するなら動く前に基準を再生。正しい音名文字を読むのは到達点選択の一部にすぎません。
ヤマハのチェロ概説は標準開放AをA3、DをD3と特定します。比較前に先生に調弦確認を頼みます。基準がどの音高か分かる時だけ有用で、本課題は自分でペグを調整する必要はありません。
3.先生と両基点を確立
慣れた到達点から。先生が見る中でD弦第1ポジション、1の指E3を弾き、鳴らして聴き、休符で止めます。第4へ行かず反復し、今日の確かな開始音の響きと感じを確立します。

先生と確立したD弦・1の指・IのE3を反復。起音間の2拍無音を保ちます。
次は先生とD弦第4ポジション、1の指A3を確立。そこから単独で開始し反復します。別所から探す前に到達点を認識・再現できるか確認します。既知の分弓を保ちます。
Cello Onlineの運指表はD弦のこの2つの1の指音を確認しています。表は音高関係、先生は本人に適した構えと動きを与えます。演奏者の視点から実演を頼み、自分の楽器で両基点を個別に確認してもらいます。

つなぐ前に先生と両基点を確立。到達点を名付け、聴き、数えます。
先生の1の指のE3→A3移動を見ます。手を残して1だけ伸ばすのでなく、手がネック沿いに移り親指が伴う様子を観察。無音移動の接触と解放を示してもらい、同じ視点で自分の動きを確認します。
Miranda Wilson訳のDavidoff『School of Cello Playing』冒頭の同指移動の説明は、ポジション間で親指と指が一緒に動くと述べます。観察する協調として使い、この無音練習の接触は先生に選んでもらいます。文章は親指接触、肘角度、移動距離を選べません。無理・不快ならつなぐ試行を止め、その観察をレッスンへ持参します。
つなぐ前に「開始Eを名付け弾けるか」「先生が確立した目標Aを名付け弾けるか」の2問。後者が不確かなら単独Aへ戻ります。推測移動を増やしても目標も不確かなままです。
4.用意された休符中に移る
各小節は4/4の2分音符と2分休符です。2分休符は中央線上に乗る小さな黒い矩形で、この4/4では無音の4分音符2拍です。4/4は1小節4分音符4拍。上の4は拍数、下の4は拍単位が4分音符と示します。第1拍に弾き第2まで保ち、第3・4を無音にして数え続けます。次音は次の第1拍開始です。

音が先:移動経路同様1〜2で弾き3〜4で休む。無音が先:1〜2で休み3〜4で弾く。第2パネルは数え方の比較だけで経路を変えません。
資料2分音符は白い符頭と2カウント長を復習。ピュージェットサウンド大学の音価記号レッスンは4/4で音符・休符を扱います。移動前に全小節を数え、無音の始終を明瞭にします。

全4拍を数えます。4分音符=60なら2分休符は2秒。練習テンポは先生が選びます。
先生のE、無音、Aの実演でまず「1、2、3、4」と数え、Eが移動時間前に終わることを観察。次に習った動きで2小節上昇を試し、休符を消さず次の第1拍に準備して届くことを目指します。

IVは第2小節冒頭Aに属します。先行する休符中に手を準備し、第1拍でその音を弾けるようにします。
資料モデルは4分音符=60で1拍1秒、2拍休符2秒。楽譜の時間窓例で必須移動速度ではありません。先生は遅い拍を選ぶか、再び数えて試す前に拍なし実演へ戻せます。
追いつくためEを短くして早く手を動かし始めないでください。音と無音を無理なく保てなければ中断し、数えるだけを練習して先生に動作課題を簡単にしてもらいます。
チェロなしで「E3」、第1小節1〜4、「A3」、第2小節を数えます。3で各2分休符を指し4まで数え続けます。拍が乱れたら動作を加える前に数え直します。
音間に可聴のスライドを作る指示はありません。書かれた休符が分けます。ピアノ再生は2音高と無音の時間を示せても、手の経路や楽な移動を証明できません。実際に見る人へ残す問いです。
5.押さえたA3と開放A3を比較
到達後は経路を止め、別の音高確認。D弦で押さえたA3、次に開放A弦を分弓で弾き、高さが同じか聴きます。先生が逆順にするか開放基準を出しても構いません。

D弦の押弦A3(1)とA弦開放A3(0)は同じ目標音高。この別確認は弦を変えますが、移動経路はDのままです。
開放Aは0、別弦の基準と表示。押弦AはD弦の1とIV。両記譜音はA3です。この比較だけ一時A弦を使い、4小節経路はD弦のみです。
2音は高さが合っても、明るい・暗いなどの音色が違い得ます。ニューサウスウェールズ大学は音高と音色を区別し、同じ音高でも他の聴覚的性質は違い得ると説明します。2弦の性格差を越えて、片方が高い・低いか問います。

押弦A3と調弦済み開放A3の音高を比較。合っても音色は違い得ます。
押弦音を調弦済み開放Aと比較し、「低い・高い・一致・不確か」と記録。2番目に鳴った方でなく押弦音の結果を名付けます。不一致なら先生に次の試行を導いてもらいます。
最初の着地点を忘れるまで何度も修正せず、新たに到達してもう一度比較します。試行が何を生んだか学びたいのです。調整後Aも有用な練習でも、到達時一致Aとは別の証拠です。
レッスン外で目標を聴くには資料の独立A基準を使います。中立ピアノ音は音高を与え、チェロ開放弦音ではありません。楽器へ戻ったら実際の調弦済み開放Aを確認し、動きは先生に判断してもらいます。
6.E3へ戻り経路を反復
全経路をE3、A3、A3、E3と読みます。位置はI、IV、IV、I。1の指を保ち、すべての音がD弦です。最後のEを含め各音後の2分休符を数えます。

E–A–A–EはD弦の1を保ちます。第1小節の休符で上昇、第3の休符で戻りを準備。A反復の間は移動しません。
位置変更は第1と2の間、第3と4の間の2回。第1の休符は上昇、第3は戻りの準備。第2と3の間のA反復は第4位置のままで、休符を無音と準備に使い余分な移動を作りません。

隣り合う到達点を比較:変える、留まる、変える。位置が同じでも休符を数えます。
戻りは動く前にEを聴きます。同じ完全4度の反方向。最後のEを先生と確立した開始Eに合わせるか、基準を再び弾いてもらいます。開放Dは違う音高なのでEの同度基準ではありません。

D弦IVのA3からIのE3へ戻ります。Aを1〜2で数え3〜4で戻りを準備し、次の1でEを開始。確立した開始基準とEを比較します。
戻りも上昇同様に意図的に。Aは合い最後のEは違ったなら、両方向に別確認が必要という具体的なことを学びました。
全体反復前に戻り準備の場所を指します。第3小節、2番目のA後の休符です。最初のA後はまたAなので戻り不要。先に鉛筆で追えば手を動かす前に計画誤りを発見できます。自動的に全4小節を速く反復せず先生と戻りを練習します。片端への成功では反対端は評価できません。
練習「移動前にポジションを記す」は音高から位置を特定し、小節間変更を記し、演奏経路へ位置表示を埋めます。語彙はD弦1の指、2基点だけに限定されています。

例:I–I–IV–IV。移動準備は第2小節の休符だけ。反復音も別々に起音し、休符を全長保ちます。
この反復例E–E–A–AはI–I–IV–IVで、第2と3の境だけ変更。両反復組とも別起音と全長休符があり、タイ音ではありません。準備中に次の到達点を言い、反復音が自動移動合図にならぬようにします。
弾く前に筆記を試し、解答を隠して位置と全変更を説明し、印刷解答と比較。正しい表示は計画の証拠で、演奏評価は別に目標音高、数えた休符、同じ弦、先生確認の快適な動きを問います。
7.次の試行へ有用な確認を1つ選ぶ
紙上でD弦1の指A3–E3–E3–A3を計画。位置表示4つと移動が必要な境を列挙し、先を読む前に完成します。

各小節に位置表示1つ、移動が必要な境を列挙。解答例を見る前に計画を完成します。
以下の例を確認する前に筆記計画を終えます。演奏前に開始第4位置の基点を先生と確立する必要があります。

解答:IV–I–I–IV。最初のA後に戻りを準備、反復Eは留まり、最後のA前に上昇を準備。
確認:IV–I–I–IV。第1・3後で変更、第2後は留まる。反復Eは移動不要です。すべての休符を数え、最後の押弦Aは開放Aと別に比較します。経路確認練習で同じ2位置語彙の紙上計画を続けます。

観察から次を選びます。音高、時間、動作。一致も失敗・不確かさも記録します。
直後に「Aが低い」「次の1より前に弾いた」「戻りが不快」など1観察を記し、証拠から次を選びます。音高なら目標を再び聴き確立、数え方なら弾かず数える、動作なら先生の実演へ戻ります。
記録例は「E–A–A–E、Aは開放Aと一致、最後E不確か、休符は数えた、戻りを質問」。誤解を招く総合点なしに1試行を説明します。別の日に同じ列で観察比較。助けを求めるまでの必須反復回数はありません。
筆記と演奏が違えば両観察を残します。IVと正しく書いてもAを開放で弾く、休符を正しく数えても音高を逃すことがあります。弦指示と基準を再確認。この区別で先生は読譜・聴取・数え方・実演のどれに戻るか選べます。
最後に全計画を一度言います。「Iで1のE、休む、IVで1のA、休む、A反復、休む、Iで1のE、休む」。楽譜を閉じます。経路を説明できれば次の監督下の試行への明瞭な出発点です。
本レッスンの無料ワークシート
- 1つの指、2つのポジション—D弦の2基点、独立A基準、4小節経路。
- 「移動前にポジションを記す」—位置選択、変更境、確認基準付きの読む・休む・弾く経路。
- ヘ音記号と大譜表—ヘ音譜表のF線と音名の復習。
- 2分音符—2分音符を認識し、4/4の4分音符2拍を数える。
- 音程を聴く—方向と距離を耳で比較。
目標は認識できる2音間の計画された移動。同じD弦、同じ1の指、2位置、数える休符です。Tissimoの先生は両到達を聴き、音高録音では評価できない動きを見られます。記入した経路と具体的観察1つを持参します。
参考資料
- Shifting, Positions and Extensions — Cello Online
- Cello Fingering Chart — Cello Online
- The Essential Cello — Yamaha
- Octave Registers — University of Puget Sound
- Notation — University of Puget Sound
- Durational Symbols — University of Puget Sound
- Pitch, Loudness and Timbre — University of New South Wales
- Cello: Notation — Vienna Symphonic Library
- Shifting from First to Fourth Position and Vice Versa — Davidoff, translated by Miranda Wilson
- Time Signature — University of Puget Sound
この記事をオンラインで読む:https://tissimo.co/ja/articles/cello-first-to-fourth-position-d-string

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